痛みに配慮した矯正治療

 

痛みが少なく、効率的に歯を動かせる矯正装置で、患者さんの負担を軽減。

矯正歯科治療は、ある程度の痛みまたは違和感をともないます。しかし当院では、小さな子供から大人まで、痛みに耐えられずに矯正治療を断念される方はおりません。治療の仕方や工夫によって、痛みの強さ・大きさのコントロールは可能です。

(現在では矯正歯科材料の進歩により、痛みの少ない矯正用ワイヤーがあります。昔の矯正治療に比べて大分痛みが軽減されました。)

痛み = 歯がきちんと動いている

画像:歯が動くしくみ

01 歯が動くしくみ

歯に緩やかな力を加えると、根の部分に炎症反応が起き、根の先端では血行障害が生じます。それを元に戻そうとして、骨を作る細胞と、骨を溶かす細胞が現れ、新たな歯の位置に歯茎が合わせる形で安定します。

これらが痛みの原因ですが、それこそが歯を動かすメカニズムでもあります。矯正歯科治療では、この身体に元来備わっている性質を利用して、有機的に歯並びを整えていきます。

また年齢が若いほど、歯の周りの骨も柔らかく、歯が動きやすいので、痛みが少ないと言われています。

画像:痛みのタイミング

02 痛みのタイミング

矯正治療後、4〜5時間すると徐々に痛みを感じ始め、2〜3日後にピークとなります。基本的に歯に触らなければ痛みはありませんが、物を食べたりすると痛みます。

しかし4〜5日程度で徐々に減少し、長くても1週間以内に軽減します。次の治療日(約1ヵ月後)までの間、ずっと痛みが続くわけではありません。

痛みを軽減する装置と技術

画像:超弾性型Ti-Ni合金ワイヤー

01 超弾性型Ti-Ni合金ワイヤー

当院では、歯の移動効率に優れ、痛みも飛躍的に軽減される、生体に優しいワイヤーを使用しています。

画像:ヒートベンダー

02 ヒートベンダー

上記の特殊な優しいワイヤーの調整に必要となる機器です。

画像:ローフリクションシステム(ブラケット)

03 ローフリクションシステム(ブラケット)

歯に装着したブラケットにワイヤーを縛りつけず、自由に滑ることを可能にした方法です。それによってブラケットとワイヤーの間の摩擦が最小限に抑えられ、歯への負担が軽減、治療期間が短縮されるなどのメリットがあるとされています。

画像:ドクターの治療技術

04 ドクターの治療技術

上記のような治療材料の進歩を利用するのも一つですが、やはり何より痛みに配慮した、矯正医の治療上のきめ細かさ、技術や経験が重要です。当院では様々なニーズに信頼をもってお応えできる矯正医が勤務しておりますので、ご遠慮なくご相談ください。

装置が当たる・口内炎対策

矯正装置が唇や頬の粘膜に当たって痛んだり、口内炎ができて痛む場合は、下記のような対処をいたします。(矯正治療が進むにつれて歯並びが整うことで、痛みのトラブルも減少します)

ワックスで装置をカバー

口内炎には軟膏処方と装置の調整

矯正の痛みが強いときは

矯正装置の変形が原因の場合

そのまま放置していると、噛むたびに擦れて口内炎や傷が大きくなることもあります。ご心配な際には、ご遠慮なく当院までご連絡ください。
連絡先 03-6447-0455

痛み止めなどの薬の服用

矯正装置を付けたばかりの頃は、痛みを必要以上に大きく感じやすいものです。本来、矯正の痛みのために、いつも痛み止めの薬を飲むことはお勧めできませんが、どうしても痛い時にだけ、少量服用してもよいでしょう。矯正治療後の痛みのピークは2〜3日程度で、1日1〜2回くらいの少量、痛み止めの薬を飲むと有効です。市販のお薬でも十分に効果があります。

ただし、痛み止めの薬には一般的な副作用としてお腹の調子が悪くなることもあります。さらに、体に合わない人によっては、むくみ、発疹、蕁麻疹、眠気、発熱、かゆみといった副作用が出ることもあります。ご使用の際には、用法・用量をよくお守りください。

慣れない不安と、歯が動く喜びと

画像:慣れない不安と、歯が動く喜びと

矯正治療を始めたばかりの頃は、歯が動く痛みや、装置が当たってしまう痛みに慣れていません。その不安やドキドキによって、痛みをより強く感じてしまうこともあると思います。

当院では、治療開始時や、毎回の診察時に、起こりうること、予測できることをきちんとご説明し、また患者さんの状況に応じた対処を行うことで、安心して治療を受けていただけるように努めております。

また一方で、矯正の痛みは「歯が動いてくれている証し」ですから、それを喜びと感じていただけると幸いです。矯正によって得られるたくさんのメリットや美しさを目指して、食事や生活スタイルを工夫し、自然にダイエットできる等、ポジティブに治療を楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。

そんなみなさまを当院スタッフ一同でサポートしてまいります。

矯正に際しての抜歯時の痛み

乳歯の抜歯

乳歯を抜く目的は「自然と抜けずに残ってしまっている」「下から生えてくる永久歯の邪魔になっている」「永久歯が生えるのを促す」などです。

抜歯時に感じる痛みは、麻酔の注射をするときだけです。乳歯は永久歯に比べると根も短く、元々生え変わる歯なので、抜歯後は傷の治りも早く、ほとんど痛みません。

永久歯の抜歯

抜歯時に感じる痛みは、麻酔の注射をするときだけです。抜歯後も傷の治りは早く、痛み止めを飲んでいればほとんど痛みません。

親知らずの抜歯

親知らずは多くの場合、完全に生えておらず、半分もしくは完全に歯茎に埋まっているので、抜歯時には切開をする必要があります。抜歯時に痛みを感じるのは麻酔の注射をする時だけです。

術後の腫れや痛みの程度は、親知らずの向きや位置、大きさや形などによって異なりますが、抜歯の際に切開をして骨を削る量が多いほど、痛みや腫れがでます。

また、下あごの親知らずが深い位置に埋まっているような場合には、骨の中を通る下歯槽神経と近接もしくは触れている場合があります。このような場合には、抜歯後に感覚神経の麻痺を生じるリスクあります。CTなどで精査の上、神経麻痺のリスクについてご理解、ご同意の上で対応する必要があります。

埋伏歯の抜歯

生えることができずに歯茎の中に埋まったままになっている歯(埋伏歯)を抜歯する場合は、生えている歯を抜く場合に比べて大変と言えるでしょう。実際に歯を抜く時の痛みは麻酔の注射をする時だけですが、埋まっている歯を露出させる必要があるため、深く埋まっている歯を抜くほど傷が大きくなり、治るまでに時間がかかります。

痛み止めを飲めば痛みはほとんど抑えられますが、傷が治るまでは食べ物を食べたり、舌が触れたり、唇が触れたりすると、じわじわ鈍い痛みを感じます。骨を削って歯を抜く場合は、痛みに加えて腫れも生じやすくなります。

埋伏過剰歯の抜歯

過剰歯と呼ばれる余計な歯が歯茎の中に埋まっていると、歯の隙間が開いてしまったり、矯正による歯の移動の邪魔となったり、歯並びが悪くなる原因になります。

埋伏過剰歯はほとんどの場合、生えることができずに歯茎の中に埋まったままの状態になっています。実際に歯を抜く時の痛みは麻酔の注射をする時だけですが、歯ぐきを切ったり骨を削ったりする必要があるため、深く埋まっている歯を抜くほど傷が大きく、治るまでに時間がかかります。

痛み止めを飲めば痛みはほとんど抑えられますが、傷が治るまでは食べ物を食べたり、舌が触れたり、唇が触れたりすると、じわじわ鈍い痛みを感じます。骨を削って歯を抜く場合は、痛みに加えて腫れも生じやすいでしょう。

抜歯後の痛みの対処

抜歯の後の痛みの原因は、実際の処置にともなう痛みと、処置した部分が腫れたり感染を起こすことで炎症が生じて痛くなる場合とがあります。

対処法としては、基本的に痛み止めと抗生物質を服用することで、両方の痛みを緩和します。特に深いところに埋まっていた歯を抜いたような場合には、傷口に細菌感染が起こらないように抗生物質を飲むことで、痛みや腫れを防いで傷が早く治るように促します。

もし抗生物質を処方された場合は、決められた容量、頻度で全て飲み切りましょう。

食事について

矯正で痛い時の食事

矯正装置が変形・破損する可能性が高い食事

口内炎や傷に良い食べ物・悪い食べ物

45〜60分 | 2,000円 税別 | ご予約制
電話予約 03-6447-0455

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