①主訴：でこぼこ・八重歯　②診断名：叢生を伴う上下顎前突症　③年齢：２２歳　④使用した装置：唇側の矯正装置　⑤抜歯部位：上下左右4番　⑥治療期間：2年6か月　⑦治療費：装置料・基本契約施術料として９０万円（税別）。その他として検査料３万５千円、診断料１万５千円、毎月の調整料３〜６千円（税別）。　⑧リスク・副作用：虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生　矯正歯科治療に伴うリスクや副作用のページへ

[症例の概要]
かみ合わせの骨格的なズレの問題はあまりない一方、上下のあごの大きさに対して並んでいる歯が多過ぎるために八重歯やでこぼこを生じている状態でした。顔の大きさが決まっている以上、あごの大きさにも限界があり、そこへ並べられる歯の大きさにも限界があります。そのため、便宜的に歯を抜いてスペースを作りでこぼこを解消する治療を行いました。矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

①主訴：でこぼこ・八重歯・開咬・前歯で物がかみづらい・口が閉じづらい　②診断名：叢生を伴う上下顎前突症　③年齢：２３歳　④使用した装置：唇側の矯正装置・歯科矯正用アンカースクリュー　⑤抜歯部位：上顎の左右の第一小臼歯・下顎の左右の第二小臼歯を抜歯　⑥治療期間：３年３か月　⑦治療費：装置料・基本契約施術料として９０万円（税別）。その他として検査料３万５千円、診断料１万５千円、毎月の調整料３〜６千円（税別）、歯科矯正用アンカースクリュー３万円×２（左右）。　⑧リスク・副作用：虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、歯科矯正用アンカースクリューによる歯根損傷　矯正歯科治療に伴うリスクや副作用のページへ

[症例の概要]
でこぼこの程度も大きく、骨格的に下あごが上あごに対して下がっているために奥歯のかみ合わせのズレも大きい症状でした。でこぼこが大きく、奥歯のズレも大きく、しかも、口元の突出感が強い症例は、特に難症例と言えます。

このような症状の場合、でこぼこを解消するために便宜的に小臼歯などを抜歯してスペースを得て改善しますが、更に奥歯のかみ合わせのズレを改善するところが矯正医としての技量が試されるところです。この症例ではもともと上の親知らずが欠損していたため、上の奥歯を大臼歯一本分と大きく後方へ移動させることで上下の奥歯のかみ合わせを改善し、さらに、でこぼこと口元の突出を改善した症例です。矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。費用：装置料・基本契約施術料として９０万円（税別）。その他として検査料３万５千円、診断料１万５千円、毎月の調整料３〜６千円（税別）。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。診断名：叢生を伴う上下顎前突症。